2019/3/17
コーヒーを初めて知ったのは今から56年前の16才の頃でした。
お砂糖をいっぱい入れてカップの底に砂糖の山が出来ていたのを覚
えています。
私は42才の頃、個人で金型の設計屋をスタートしてから、
コーヒーを頂く機会が増しました。 出してくださるお客様の省く思いもあり、
ブラックコーヒーをいただくようになり、今では習慣になりました。
今年はタイに赴任して9年。9と言う数字、
タイではとっても縁起が良いと喜ばれます。
タイコーヒーは自分に合わないので仕事もひと段落ついた4年前、
自分に合うコーヒーを
農場から探してオリジナルコーヒーを創ろうと思い立ちました。
手探りで調査していますと、
ラオスの山間部のコーヒー豆に行き着きました。
ラオスは工業化に出遅れた分、
農薬や化成肥料を使わない昔の面影を残しでいます。
紹介、紹介をたどって現地入りを何度かして、
良い生産者の方に出会いました。
電気や水道なども無い山の中の農家さんは、
煮炊きの燃料の炭も自ら焼いています。
コーヒーの木の肥料は収穫を終えた豆の皮、
下草刈りは牛達とブタさん達でした。
最近こちらタイでもPM2,5が猛威を振るっていて、
テレビのニュースでは毎日報じられています。
大きな原因は焼き畑農業にあります。今の時期、
収穫を終えたコーン

の畑を焼いた煙が周辺3カ国をおおっています。
幸いMoro Coffee 、自然循環型のお手本にもなるのでは、と、思うところです。

コーヒー実験栽培農場